[’00年代があった vol.3] レビュー: 瘋癲(FU-TEN) 『FLIP HOP』(2005年)
その年史が積み上がるほど歴史の記述はシンプルになる。 何十年分の歴史を決まった分量に収められるよう、歴史の背骨を構成する要素以外はこそぎ落とされていく。 HIPHOPも同様だ。黎明期にして黄金期とも言われる1990年代、まだ「近世」と言える2010年代の発掘・アーカイブ作業を横目に、2000年代における日本...
その年史が積み上がるほど歴史の記述はシンプルになる。 何十年分の歴史を決まった分量に収められるよう、歴史の背骨を構成する要素以外はこそぎ落とされていく。 HIPHOPも同様だ。黎明期にして黄金期とも言われる1990年代、まだ「近世」と言える2010年代の発掘・アーカイブ作業を横目に、2000年代における日本...
その年史が積み上がるほど歴史の記述はシンプルになる。 何十年分の歴史を決まった分量に収められるよう、歴史の背骨を構成する要素以外はこそぎ落とされていく。 HIPHOPも同様だ。黎明期にして黄金期とも言われる1990年代、まだ「近世」と言える2010年代の発掘・アーカイブ作業を横目に、2000年代における日本...
その年史が積み上がるほど歴史の記述はシンプルになる。何十年分の歴史を決まった分量に収められるよう、歴史の背骨を構成する要素以外はこそぎ落とされていく。HIPHOPも同様だ。黎明期にして黄金期とも言われる1990年代、まだ「近世」と言える2010年代の発掘・アーカイブ作業を横目に、2000年代における日本のH...
LIBROが3年ぶりのアルバム『なおらい』をリリースした。裏方としての仕事はたまに見えつつ、ラップ音源となると2003年以降10年以上沈黙していたLIBRO。2014年にカムバックしてからは毎年リリースを積み重ねてきただけに、我々もいつの間にかLIBROの音源が届けられることに慣れてしまっていたのではないだ...
LIBROが3年ぶりのアルバム『なおらい』をリリースした。裏方としての仕事はたまに見えつつ、ラップ音源となると2003年以降10年以上沈黙していたLIBRO。2014年にカムバックしてからは毎年リリースを積み重ねてきただけに、我々もいつの間にかLIBROの音源が届けられることに慣れてしまっていたのではないだ...
LIBROが3年ぶりのアルバム『なおらい』をリリースした。裏方としての仕事はたまに見えつつ、ラップ音源となると2003年以降10年以上沈黙していたLIBRO。2014年にカムバックしてからは毎年リリースを積み重ねてきただけに、我々もいつの間にかLIBROの音源が届けられることに慣れてしまっていたのではないだ...
「俺はこのアルバムで、人生変えたるつもりやねん!邪魔すんなや!」 “Getout”のパフォーム中、高らかにそう叫んだのは寝屋川の生んだ関西屈指のソウルマン・HARZEY UNI。2021年3月末、1stアルバム『Untitle』をリリースした彼だが、この場面は同年7月に大阪のクラブハ...
2019年7月からのお勤めを終えたRYKEYが、2021年8月19日、ついにシーンに還ってきた。旅立ち前の置き土産となった『DEMO TAPE』(および収録曲のMV公開)、多数の周辺アーティストへの客演参加曲で、お勤め中もご無沙汰感こそ薄かったが、復帰最速のインスタライブを皮切りに、カムバックしたRYKEY...
神戸弁、男子校ノリ、下ネタ…そして最高にブルージー。筆者が、神戸薔薇尻こと小林勝行というアーティストを語る上で、まず連想したキーワードだ。彼を知らない人が見れば中々とっつきにくい印象になりそうだが、(誤解を恐れず言えば)それが事実でもある。ただし、そんなテーマさえ内輪ノリに留まらず、全国に届かせるに充分な強...
2021年でめでたく設立10周年を迎えたシーンきっての名門レーベル・SUMMIT。ディスコグラフィを振り返れば名盤だらけのこのレーベルの歴史を讃えるべく、PRKS9では今回、SUMMITの全アルバム作品をレビューする(無謀な?)試みを実施。 今回は2017-18年に発表された4作品を紹介。このレーベルは毎年...