MV監督に必要な案件獲得の手法、企画、そして覚悟。南虎我が語る矜持
「(何も起こらず)そのまま25歳になって、本当に最悪の可能性も考えるようになって。このままだとヤバいと思って、映像監督に転向して、本格的に始めたのが26歳、2018年の夏頃でした」 2年ほど前から本格的なMV監督としてのキャリアを開始し、以降OVERKILLや般若, AK-69など多様なアーティストのMVを...
「(何も起こらず)そのまま25歳になって、本当に最悪の可能性も考えるようになって。このままだとヤバいと思って、映像監督に転向して、本格的に始めたのが26歳、2018年の夏頃でした」 2年ほど前から本格的なMV監督としてのキャリアを開始し、以降OVERKILLや般若, AK-69など多様なアーティストのMVを...
1990年代後半。日本のHIPHOPは記念碑的イベント・さんピンCAMPでMUROが「こんなシーンを待ってたぜ!」と叫んだ通り、シーンとしての骨格を確かなものとした。 その熱量から多くの名曲が生まれ、間違いなくHIPHOP史におけるハイライトのひとつに数えられるこの時期について、当時のプレイヤーたちが語る場...
2021年2月3日、SHAKKAZOMBIEの一員であり、ファッションデザイナーとしても世界的な評価を受けるオオスミタケシ──MC名はOSUMI, のちにBIG-Oと改名──の訃報が知らされた。訃報を受け、PRKS9ではSHAKKAZOMBIEのトラックメイカー・TSUTCHIEに連絡を取った。それは氏の急...
音楽業界においてMVの存在感は日増しに高まっている。2020年に日本レコード協会が発表した音楽ソフトユーザの調査報告によると、音楽を聴く手段として最も多くの人々に利用されたのはYoutubeで54.9%。これはストリーミングサービス(26.1%)など他の手段を大きく引き離す結果だ。 そんなMVが持つ重要性が...
Lilniinaはどこか儚げだ。救いの光を求めてバンドからHIPHOPに転向、その後2020年にヴァーチャルな世界観を描き出した1st EP『LOVEis0nline』を発表、そして「自分とは違う」と語る女の子像を描き出した”Gotcha!”でのスマッシュヒット…。そこにはいつも1枚...
アルバムとはいきおいアーティストの半生や経験、思索が凝縮された結晶と言えるが、SILENT KILLA JOINT & dhrmaが発表した『DAWN』はその意味で「アルバムにして出す意味」が詰まった作品だ。特にSILENT KILLA JOINTのこれまでを振り返ると、”BlAqDeV...
鹿児島出身、現在は横浜を拠点に活動する若手・Madaler Kidの1st EP。2021年3月20日各種配信ストアでリリース。 Madaler Kidというアーティスト 鹿児島出身のMadaler Kidが放った本作に通底するのは「叩き上げ意識」だろう。 その意味に迫る為に、まずは彼のキャリアをごく簡単に...
誰でも気軽にDTMを始められるようになった昨今、特にインディーズではビートメイクやラップはもちろん、Mix & Masteringまで自身で行うアーティストも増えてきた。 誰でもDIYでそれなりのサウンドの曲を出せるようになってきた状況がある一方、一定の基礎知識に基づいてきちんと作業すれば、明確に楽...
YENTOWNの創設者かつリーダー・JNKMN。そのストリートかつドラッギーなスタイル、その魅力については今更多くを語るまでもない。傑作1stアルバム『JNKMN NOW』でそのスタイルのひとつの到達点を示して見せた彼だったが、今回発表された2ndアルバム『GOOD JUNKEE』は、ガードレールを突き破り...
誰でも気軽にDTMを始められるようになった昨今、特にインディーズではビートメイクやラップはもちろん、Mix & Masteringまで自身で行うアーティストも増えてきた。 誰でもDIYでそれなりのサウンドの曲を出せるようになってきた状況がある一方、一定の基礎知識に基づいてきちんと作業すれば、明確に楽...