尖った若手の震源地・Sound Cloudでいま何が起きているのか – BENXNI (STARKIDS)インタビュー
Sound Cloudが最先端の音楽の震源地になって数年が経つ。元々2008年にサービスを開始したSound Cloudだが、2010年頃に当時隆盛を極めたフリーミクステトレンドとシンクロして盛り上がって以降は、そのトレンドの収まりと共にやや鳴りを潜めていた期間が続いたように思う。それが楽曲制作の敷居が下が...
Sound Cloudが最先端の音楽の震源地になって数年が経つ。元々2008年にサービスを開始したSound Cloudだが、2010年頃に当時隆盛を極めたフリーミクステトレンドとシンクロして盛り上がって以降は、そのトレンドの収まりと共にやや鳴りを潜めていた期間が続いたように思う。それが楽曲制作の敷居が下が...
EVISBEATSとの”蛍”や”Sitting In My Chair”を始め、数々の名曲を世に放ってきたItto。その圧倒的な音楽のインプット量、作品センスはしばしばシーン内外で「天才」と絶賛される。Itto Collectiveとして改名してからもその才能...
初めてMVを撮影した Fucked up がTik Tokでバズって即100万再生を突破、その後も曲を出す度にバズを生み出し、上京後はSHO-SENSEI!!らと活動を共にし絶好調…。AMBRのプロフィールを表面的に捉えると、そこには時流を捉えた華やかなワードが並ぶ。しかし裏に潜むのはこれまでの孤独で地道な...
尖った音楽の土壌がSoundCloudに移って久しい。それは別にCloud RapやHyper Popなど、そこを地場に生まれたジャンルに限った話ではなく、プレイヤー同士が繋がり反応し合う、プラットフォーム的観点の話として、今やあらゆるジャンルに適応出来る。金のない中高生でも、どんなに荒々しい(法的にグレー...
かつて「どの口が何言うかが肝心」という金言を残したのはMaccho(“Beats & Rhyme”)だが、Moment Joonの『Passport & Garcon』を名作たらしめる理由も、正にそこにあると思う。無論、「何を言うか」は重要だが、「誰が言うか」こそがオ...
愛媛県出身、現在は沖縄に身を置くDisry。ハードなラップスタイルを下地にしつつ常にアップデートを恐れないアーティストは、今回リリースされた『NEW SEASON』で決定的に新たなフェーズに突入した。 初めてオートチューンを使って1-2日で作り上げたという”Under Pressure̶...
独自の浮遊感を纏った兵庫出身のMC・Cuffboiの2nd EP。2021年2月6日各種配信ストアでリリース。 Track List:1.無重力FLY2.Haze! feat. Luvit3.Love cloud feat. YUNGYU4.EXCEPT feat. cyber milk, ibu &...
現行のHIPHOPシーンにおいて目覚ましい活躍を見せるLo-keyBoi。独特のハスキーボイスで奏でられるどこか切なげなメロディに多くの人が虜になり、目下確実にファンベースを広げているアーティストの1人だ。特にこの1年の活動ペースには目を見張るものがあり、毎週の様に彼の声が入った楽曲が世に放たれている。しか...
フィジカル盤が無料配布という特殊な1枚だったにせよ、控えめに言って2020年の最重要作品の一つだったのは間違いないMoment Joon(以降、”Moment”)の『Passport & Garcon』。新曲追加+既発の数曲で客演陣が新たに参戦したデラックス盤(フィジカル盤)...
Minchanbabyほど時代と共に変容し、常にその先端にポジションするHIPHOPアーティストはそういない。韻踏合組合としてキャリアを始めた頃からのライミングも武器としつつ、いち早く現行サウスビートを取り込んだ『after school makin’ love』(2007年)、フリーダウンロー...