Column/Interview

STACK THE PINKの名前をシーンで見掛ける頻度が増えてきた。元々筆者(遼 the CP)が彼の活動を捕捉したのは2020年12月。盟友・LLLとの配信デビュー曲”Blurred”のクオリティに驚かされてからだ。その後彼は加速度的に露出を増やしていく。各種MCバトルでの活躍が最も知られるところだが、Yvng Patraとの”壱ノ型”や、vo僕, nyamuraといったルーキーが集まり制作した”HiVE”など、ユース層の耳の早いリスナーを中心に注目を集めていく。そんな彼の人となりについて、今回はメール形式でインタビューを実施した。






─まずは簡単にプロフィールを教えて下さい。

STACK THE PINK:
STACK THE PINKという名前で活動しています。2004年生まれの17歳です。出身は岐阜県岐阜市で、活動は愛知県名古屋市を拠点にしています。ですが最近呼ばれることも増えて、東京などでもライブしています。学生なので勉強もしながら家で曲を作り溜めてるって感じですね。


─HIPHOPに出会うまではどのような音楽を聴いていたんでしょう?

STACK THE PINK:
小学生の頃はアニメを見るのが大好きだったので、アニソンをめちゃくちゃ聞いてました。特にEGOISTという歌手が凄く好きでよく聴いてました。




─そこからHIPHOPに出会ったきっかけは?


STACK THE PINK:
高校生RAP選手権の映像がYouTubeのおすすめに流れてきてハマりました。最初に見たバトルはLick-G vs. 黒さき海斗だったことを覚えています。そこから1-2年はMCバトルしか見てなかったんですけど、だんだん音源も聞いていくようになりました。どんな人でも一歩目は簡単に曲を作れたり、ノリでラップが出来たり、自分の感情をむき出しにできる所がすごい好きです。聴いて、やっていて楽しい音楽がHIPHOPでした。そこからHIPHOPを聴き進めていって…特にアメリカのJ.I.Dというラッパーに衝撃を受けました。特にLyrical LemonadeからMVが出ていた”Off Deez”を聞いた時は喰らいましたね。




─ラップを書く上での主なモチベーション、伝えたいことはなんでしょう。

STACK THE PINK:
曲のビートに自分の声がどう溶け込めるかを意識しています。ビートによっては高い声でラップをしたり、低い声でラップをしたりなど聞いていて気持ちが良い音楽を作ることを心がけています。

元々ラップを始めたのは中学三年生の頃で…アプリのDiscordでフリースタイルをしてみたのがきっかけでした。最初は韻が踏めたらかっこいいなという思いで始めて、今に至りますね。


─pvrple hyxeさん始め、近しい仲間・クルー・所属してる界隈について教えて下さい。

STACK THE PINK:
同い年のLLLとはラップを始めた頃から一緒に音楽をしています。そのLLLから「同い年でヤバいやつがいる!」って教えて貰ったのがpvrple hyxeでした。教えてもらってからすぐ仲良くなって、一緒に曲を作るようになりました。自分は今後、10月にはEPを出す予定なのでぜひチェックしてください。


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2021/10/04
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