ソ連でリリースされたレアグルーヴ作品をまとめたディスクガイド『ソ連ファンク』が発売 [2022/01/21]
ソ連版レアグルーヴ(Red Funk)のパーフェクト・ガイド『ソ連ファンク』が発売された。
本作はソ連で秘匿されるように製造された、ジャズ、ロック、ポップス、サイケ、プログレ、ソウル、ディスコ、電子音楽など、約500枚のレコードを紹介。詳細な盤解説に加え、すべてのレア度も表示。ソ連圏の文字が読めない方にもやさしい、ローマ字&英語訳表記も完備している。加えてソ連の国営レーベル・Melodiya製レコードのラベル、ジャケット、プレス工場等々を詳細に解剖、オリジナル判定方法なども公開。
さらには、肋骨レコードやクルガゾール等、壁の向こうで生まれたフィジカル・メディアの極北も一挙解説。ソ連ヒッピー・シーンや、現行ヒップホップとの関連性他、多種多様なコラムも掲載している。
作品情報:
発売日: 2022年01月20日
著者/編集: 山中明
レーベル: 共産趣味インターナショナル
出版社: パブリブ
発行形態: 単行本
ページ数: 208p
ISBN: 9784908468568
ジャズ・ロック・ポップス・ソウル・サイケ・プログレ・ディスコ等
国営レーベルMelodiyaがリリースしたソ連版レアグルーヴをRED FUNKとして再評価!
★Melodiya 国営レーベルと同じ名を授かった伝説のジャズ・アンサンブル
★VIA-75 グルジア伝承音楽を再解釈する孤高のジャズ・ファンク・グルーヴ
★Vagif Mustafazadeh アゼルバイジャン伝統ムガムとジャズを融合した早世のピアニスト
★Orizont ソ連でいち早くEW&Fを体現したモルダヴィアの先駆的ファンキーVIA
★Nerija ソ連式必殺の盗作隠しや民謡改変爆発のリトアニア・ファンク
★Raimonds Pauls VIA的サイケサウンドを体得しラトヴィアから世界的コンポーザーへ
★Alexander Gradsky 西側カバー脱却、ロシア語ロック追求したソヴィエト・ロックの父
★Yuri Morozov 当局に監視され自宅で実験音楽を録音し続けた赤きシド・バレット
★Gunesh リズム・グルが先導するトルクメン・プログレッシヴ・モンスター
★Oktava 劇物ファズを過剰摂取したリトアニアン・サイケデリア集団
★Samotsvety, Pesnyary, Murad Kazhlaev, David Tukhmanov, Gaya, Iveria, Ariel, Modo等
★肋骨レコード、ソノシート付月刊誌クルガゾール、映画『ソヴィエト・ヒッピー』等のコラムも
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